７月からは20歳から30歳頃の情報です。食生活についてお話していきたいと思います。

　成人になると仕事が忙しくなったり、食生活も不規則になってしまいがち。子どもの頃はご両親が気を付けてくれていたでしょう。しかし、大人になると自分で気を付けなくてはいけません。皆さんは大丈夫でしょうか？

①　よくかんで食べる

　若い人が好きな食べ物としてあげる、カレーライスやラーメンなどは、あまりかまなくても食べられる料理です。これらを中心とした食生活により、よくかまないで食べる習慣が身につくと、徐々に虫歯を防ぐ唾液の分泌が減ってきます。食材や料理は、かみごたえのある物を選ぶ事で、よくかむようになり、虫歯や肥満などの予防に繋がります。よくかんで食べる事を心掛けましょう！！

②　食生活に気を付けて

　食事において血糖値を急激に上昇させる食事は体だけでなく、歯にも影響を与え虫歯に深く関わっている事がわかってきました。
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上の図をご覧ください。
GI値（血糖値の上昇度合）の高くて酸性に偏った左上の食事は控えていただき、右下の食事がおすすめです。
又、スポーツドリンクには多くの糖質が含まれ、日常的に水代わりに飲んだり、就寝前に飲んだりすると、口内に糖質が残り続けて歯垢の増殖を助け、虫歯を引き起こす要因となるので摂りすぎに注意しましょう。

③　寝る前と睡眠不足は虫歯になるリスクが高い

　夜更かしして夜食を食べると、口の中に残った糖質が唾液で洗い流されず酸も中和されないので、虫歯になるリスクが高くなります。又、睡眠不足の状態も、唾液の量を少なくするため、虫歯になるリスクが高くなります。食事を遅い時間にとらず、早寝早起きで規則正しい生活を送りましょう！！