2016年、オーストラリアのドキュメンタリー映画「あまくない砂糖の話」が公開されました。

この映画は俳優であり映画監督のデイモン・ガモー氏がみずから実験台に「砂糖を過剰に摂りつづけると身体はどうなるのか」

を映像で記録したものです。

この映画は運動量や食生活などのライフスタイルはほとんど変えず、摂取カロリーも実験前と同じ2300㎉に設定しました。

唯一違うのは、同じ摂取カロリーのままティースプーン40杯分の砂糖を摂るようにしたことです。といってもお菓子やジャンクフードなど

明らか砂糖が多いとわかる食品ではなく、ヨーグルト、シリアルなど「ヘルシー」なものから摂取しました。

この砂糖の量は、当時のオーストラリア人の平均摂取量に当たるそうです。専門医、栄養士などの助言を得て、これを60日間行いました。

その結果、わずか60日間で体重は8.5㎏増、ウエストは10㎝増、体脂肪は7%上昇、それだけでなく脂肪肝を発症し、糖尿病を発症する

寸前にまでなります。さらに精神的にもおかしくなります。

自分の状態について彼は次のような報告をしています。

①朝目覚めると身体がすごくだるく、砂糖が欲しくなる

②砂糖を摂ると脳がおいしいと感じる。幸せを感じ、45分ぐらい気分はハイになる。子供っぽくもなる

③その後また体がだるくなる。集中力が低下しイライラする

④砂糖がまた猛烈に欲しくなる

まさに、糖質中毒そのものです。

砂糖を摂ると、血糖値が上がり、セロトニンやドーパミンが放出され脳が快楽を得ます。

糖質は依存性がとても高く、肥満や糖尿病の主因であることを証明した映画のお話でした。